秋も深まり、EASTの木々も徐々に冬支度をはじめています。
竣工から数年たち、緑の情景もずいぶん落ち着いてきました。集合住宅 住・真田山EASTの外観です。
アプローチ左手前の木は、夏に青々と葉を茂らせていた、株立ちのアオダモです。幹は固く細く、繊細な枝ぶりをみせています。右側の花壇の手前で紅葉しているのはミツバツツジ。蝋燭の火が消える直前のように、ことつきる前の一瞬だけ、鮮やかに葉の色をかえて葉を落とす姿は、逆に強い生命への執着のようなものを感じます。
自然の姿を際立たせるため、人工的な装飾は省き、建物の外壁はコンクリート打ち放しにしています。
[ブロックのレンダリングは停止しました] [ブロックのレンダリングは停止しました]
エントランスホールの手前から、ギャラリーを介して中庭をみたところ。
ここからははっきりみえませんが、紅葉がはじまっている様子が窺えます。
やはり、紅葉をしていました。
中庭のメインの木は「イロハモミジ」。赤や黄色が入り乱れてとても華やかです。
秋も深まり、空気が非常に澄んでいます。
白い花を咲かせているのはサザンカ。
紅葉の下には地を覆うように、下草を数十種の下草を植えています。
いつの季節もかわらず、みずみずしさをたたえる地被には、いつも心なごませられます。
[ブロックのレンダリングは停止しました]次は、落葉の季節をお届けしたいと思います。お楽しみに!
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Wrote:松田靖弘建築設計室